転職10回以上、年収もアップダウンを繰り返してきたなーなんて思い出しますね。今回は「年収ダウンは悪か?」について書こうと思います。ノンキャリの年収についての考えも書いていきますね。
「年収が下がるのが怖い」
その恐怖の正体は、「いくら下がるか分からない」 「生活できなくなるかもしれない」という、見えない不安にあると思うんです。
これまでに、たくさん転職を繰り返してきました。
その中には、年収を下げてでも環境を変えて救われたこともあります。
40代の僕らに残された時間は、 意外と多くありません。年収が下がっても、生きていく方法はいくらでもあります。
もちろん、手取りが減るのは痛いです。僕も最初はビビっていました(笑)。
だからこそ、感情論ではなく 「数字」と「経験」で、 冷静にシミュレーションしてみませんか?
この記事ではノンキャリが、 年収ダウンのリスクを最小限に抑えるコツと、使える補助金の話まで、お話します。
実際に年収ダウンの転職を経験した僕が、「数字」と「本音」の両面から、
あなたの迷いを断ち切るための判断材料をお渡しします。
- 40代の転職で、年収が下がるリアルな割合
- 年収ダウンでも後悔しないための、具体的な判断基準
- 年収ダウンを、最小限に抑えるための5つのポイント
40代転職の年収ダウンは約3割で発生しますが、許容範囲の明確化とお金以外の価値(時間・健康)重視で後悔は防げます。就業促進定着手当の活用も含め、納得のいく選択肢を解説します。

「22ヶ所骨折・借金・転職多数」 人生のハードモードから、知識(簿記・労基法)だけで生還しました。
「逃げる」は恥じゃない、戦略だ。 40代の現場ドライバーが、教科書には載っていない「会社と戦い、身を守るための泥臭い生存術」を発信中。トラックドライバーに転職したい人への情報も発信中。
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ネットの嘘に疲れた方へ。僕が恥を晒してまで「証拠」を出す理由
➜ 【キャリトークのポリシー】
ノンキャリ
人生の失敗専門家・トラックドライバー
転職で年収が下がるのは当たり前?40代のリアルな実情
「40代の転職で年収が下がるのは、もはや当たり前なの?」その疑問に、データと僕の体験からお答えします。
データで見る!転職で年収が下がる人の割合
厚生労働省の調査によると、転職して賃金が「減少した」人の割合は32.4%。つまり、約3人に1人は年収が下がっているのが現実ですよね。
転職による年収ダウンは、珍しいことではない、と知っておきましょう。

さらに40代に絞って、実際のデータを見ていきましょう。
| 年齢 | 増加した | 減少した | 変わらない |
|---|---|---|---|
| 40~44歳 | 41.3% | 29.3% | 27.5% |
| 45~49歳 | 37.3% | 30.4% | 31.7% |
を元に作成
転職者全体で見ると、「増加した」人が「減少した」人を少し上回っています。
しかし、とくに40代に絞って見ると、「増加した」人の割合の方が多いものの、それでもなお、約3人に1人は年収が下がっている。これが、僕らが直面する、本当の実情です。
なぜ40代の転職で年収が下がりやすいのか?(おもな5つのケース)
20代や30代の転職と比べて、40代の転職で年収が下がりやすいのには、いくつかの理由があります。
- 未経験の職種・業種への挑戦
- 役職・ポジションの変更
- 給与・評価制度の違い(賞与や手当の減少)
- 労働時間の短縮(残業代の減少)
- 都市部から地方への転職
ここでは、典型的なケースを1つずつ見ていきます。
未経験の職種・業種への挑戦
40代で未経験の分野に飛び込む場合、企業側は、まず「その仕事ができるか」を見ています。
そのため、スタートラインは新人と同じ扱いとなり、年収が下がるのは、ある意味、仕方のないことです。
僕もドライバー以外の仕事を探した時、この「未経験の壁」は痛感しました。未経験分野への挑戦には、一時的な年収ダウンの覚悟も必要になるかもしれません。
役職・ポジションの変更
前の会社で役職に就いていても、転職先で同じポジションが用意されているとは限りません。
とくに中小企業へ転職した場合などは、役職手当がなくなり、その分年収が下がることがあります。
給与・評価制度の違い(賞与や手当の減少)
転職先の給与体系は、今の会社と全く同じではありません。
基本給は同じでも、ボーナスや各種手当がなくなり、結果的に年収が下がってしまうケースは非常に多いです。
求人票の「月給」だけでなく、年間の総支給額で比較することが、後悔しないための重要なポイントです。
労働時間の短縮(残業代の減少)
「残業が少ない会社に転職したい!」これは、切実な願いですよね。でも、それは同時に「残業代が減る」ことを意味します。ホワイトすぎる会社では、残業では稼げません。
もし、今の給料が多くの残業代で成り立っている場合、労働環境が改善されることで、皮肉にも年収は下がってしまうんです。
僕も、今の週4日勤務の働き方を選んだことで、手取り額は以前より減りました。
今後は確実に「残業代で稼ぐ」という時代ではなくなっていきます。「労働時間」で年収を上げていく時代ではなくなっていきますしね。
都市部から地方への転職
UターンやIターンで、都市部から地方へ転職する場合も、年収が下がる可能性が高いですよね。一般的に、地方は都市部に比べて給与水準が低いためです。家賃も安いが給料も低い。
満員電車のない、穏やかな生活と引き換えに、ある程度の年収ダウンは受け入れる必要があるかもしれませんね。
【僕の体験】年収大幅ダウンでも「転職してよかった!」と思えた理由
僕自身の話をしますね。直近の転職で、僕の年収は10%以上下がりました。
なぜなら、僕が前の会社を辞めようと決意したのは、お金以上に、これ以上「ストレスを感じて生きたくなかった」からです。年収ダウンよりも「向いていない仕事」「好きになれない職場」にいる方がはるかにダメージを受けるんですね、僕の場合は。
結果として、こうしてブログを書く時間もあります。この時間は将来へ「投資」の時間です。だから、今は「転職してよかった」って言いきれますね。
【証拠公開】年収は下がったが、生活はどう変わったか?
口で「幸せになった」と言うのは簡単なので、僕のリアルな「変化」を包み隠さず表にしました。 これが、僕が年収ダウンを受け入れた結果です。
| 比較項目 | 以前の職場 (管理職候補で入社) | 現在の職場 (トラックドライバー) |
|---|---|---|
| 年収 | そこそこ安定 | 約10〜15%ダウン |
| 勤務日数 | 週5〜6日 | 週4日(派遣) |
| 責任・重圧 | 重い (休日も電話が鳴る) | ほぼ無し (業務終了でOFF) |
| 睡眠時間 | 4〜5時間 | 6時間くらい |
| 心の状態 | 常に胃痛・イライラ | 穏やか |
※僕の実際の転職前後の変化(実例)
ご覧の通り、「年収」という一つの数字以外、すべての項目でプラスになりました。
40代からの転職は、単純な足し算引き算ではありませんよね? この「生活の質の向上」に、下がった年収分の価値を感じられるか。ここが最大の分岐点になります。
この「年収ダウン」と引き換えに「自分の働き方」を手に入れるきっかけとなった、ビズリーチでの転職体験の全ては、こちらの記事で語っています。
「スキルなんてない…」と不安な方へ。僕が実際に使ってみて、40代の等身大の相談に乗ってくれたエージェントを厳選して紹介しています。
年収ダウンの転職、どこまでが「許容範囲」?(僕なりの判断基準4選)
年収ダウンを受け入れるかどうかの判断は、非常に難しい問題ですよね。僕が考える、後悔しないための判断基準を4つ紹介します。
- 今の生活水準を維持できるか?
- 将来的に年収アップの可能性はあるか?
- 「生涯年収」で考えたら本当に損?
- 年収ダウンを補う「お金以外のメリット」はあるか?
基準①:今の生活水準を維持できるか?(固定費・変動費の洗い出し)
まず、一番大事なポイントからです。自分の生活に最低限いくら必要か、現実的な数字を把握することが大切。
家賃やローンなどの固定費、食費などの変動費を計算し、下がった後の手取り額で生活が成り立つか、冷静にシミュレーションしてみましょう。
【参考】僕が最初に見直した「固定費」3選
年収が下がる前に、僕が実際に削ったのは以下の3つです。 これだけで、月1.5万円(年18万円)近くの支出減になり、年収ダウンの衝撃を和らげられました。
- 電力会社を変更 (大手電力会社月11,000円→月5,000円へ)
- 使っていないサブスクの解約 (ナビアプリなど、月2,000円分をカット)
- 緊急時以外のコンビニ利用の禁止 (毎日の「なんとなく買い」をやめて水筒を持参)

僕も、数ヶ月家計簿をつけて、だいたいの支出額を割り出しておきました。僕は独身ですが、この計算はしっかりとやりましたね。
パートナーと同居している人なら、世帯収入自体が独身者よりも高いと思います。この場合、許容できる範囲を広げることができますよね。
とくにローンの支払いがある人は、月々の支出額が固定されていて、最低必要額が高く設定されてしまうと思います。この場合は、かなり慎重に許容範囲を決めたほうがいいですね。
そもそも、自分の生活にいくら必要か把握できていない…という、かつての僕のようなあなたには、まずはこちらの記事が役に立つかもしれません。
基準②:将来的に年収アップの可能性はあるか?
今回の転職は、将来の収入アップへの「投資」と考えることもできます。
転職先の評価制度や、業界自体の成長性を確認し、
数年後に年収が上がる可能性はあるか、という見方も重要です。
ただし、希望的観測だけで判断するのは危険ですよ。
できるだけ多くの情報を集めて、転職後のイメージを作っておくといいです。
基準③:「生涯年収」で考えたら本当に損?(スキルアップという投資)
目先の年収は下がっても、新しいスキルや貴重な経験が得られるなら、
それはあなたの市場価値を高めます。
その結果、さらに次の転職で大きく年収を上げられる可能性も。
短期的な視点だけでなく、「生涯年収」という長いスパンで、
今回の転職がプラスになるかを考えると良しです。
基準④:年収ダウンを補う「お金以外のメリット」はあるか?
ご家族やペットと過ごせる時間、職場の人間関係、健康。
これらは、お金では買えない価値です。
とくに、ブラックな職場で働いてきた人には、
労働環境の良い職場への転職は、検討する価値が大いにあります。
僕が年収ダウンを受け入れたのも、この「お金以外のメリット」が非常に大きかったから。
あなたにとって、年収ダウンを補って余りある魅力がその転職先にあるか、
見極めてみてくださいね。
本業の年収が下がった分は、空いた時間を使って「副業」で取り戻すのも賢い戦略です。40代未経験の僕でも始められた、在宅ワークのリアルをお話しします。
【実践編】40代転職で「年収ダウン」を最小限に!僕が意識した5つのポイント
「年収ダウンは仕方ないかもしれないけど、できるだけ下げたくない!」その気持ち、よく分かります。
年収ダウンのリスクを最小限に抑えるために、僕が意識したポイントを5つ紹介しますね。
自分の「市場価値」を客観的に掴む
まずは、転職市場での自分の価値をちゃんと知っておくのが大事。これまでの経験やスキルが、どのくらいの年収に相当するのか。
僕はビズリーチのようなスカウトサイトに登録、企業からの反応を見て、自分の市場価値を、客観的に把握しました。情けないほど自分は大したことないと気付けましたよ、僕の場合(笑)
自分の市場価値を知る一番手っ取り早い方法は、転職サイトやエージェントに登録してみることです。
それぞれの違いと、僕なりの使い分け方は、こちらの記事で解説しています。
応募業界・職種の「給与水準」をリサーチ
自分の価値が分かったら、次に応募したい業界や職種の給与水準を調べます。業界が違えば、同じような仕事でも給与水準は全く違うからです。相場を知っておけば、提示された年収が妥当かどうかが判断でき、無駄な転職を防げますよ。
「年収が高い業界」「成長産業」も視野に
もし、今の業界の給与水準が低いなら、思い切って平均年収が高い業界や、成長産業を視野に入れるのも戦略としてありだと思います。ただし、未経験からの挑戦は年収ダウンのリスクも伴います。自分のスキルや適性と相談しながら、無理のない範囲で検討するのが良しです。
「外資系」など実力主義の企業も選択肢
年功序列ではなく、成果が正当に評価される実力主義の企業。
たとえば、外資系企業なども選択肢になります。まあドライバーとしての転職なら外資系など意識しなくてOKなんですが、異業種に転職する場合は外資系も可能性がありますよね。
ただし、社風や働き方が日系企業とはかなり異なるため、自分に合うかは慎重に見極める必要があります。外人が上司とか。僕は、勘弁ですね(苦笑)。
転職エージェントに給与交渉をお願いする
給与交渉は、僕らコミュ障にとっては至難の業ですよね(笑)。そんな時は、転職エージェントに任せるのが一番です。希望年収を正直に伝えた上で、プロの視点から、企業との交渉を代行してくれますよ。
「年収が下がっても転職してよかった!」後悔しないための心の持ち方
もし、あなたが年収ダウンの転職を決断したなら。後悔しないために、僕が大事にしている「心の持ち方」を、正直にお話ししますね。
転職の目的は「年収」だけですか?



僕も、昔は「転職=年収アップ」って、そればっかり考えてた時期がありました。でも、それだと苦しいですよね?
年収っていう、一つの物差しに縛られると、それが叶わなかったときに、全部がダメに思えちゃうんですよね。
自分の「これだけは譲れない」っていう、お金以外の軸を、もう一つ持っておくと、心がすごく楽になりますよ。
お金以外の「発見」に、本気で目を向ける



年収が下がったとしても、新しい職場には、お金以外の「発見」が、意外と転がってるもんです。
「この仕事、前のより全然面白いじゃん!」
「へぇ、こんなスキルも身につくのか」
僕はそういう小さな発見を、日々のモチベーションにしていました。もちろん、その先に年収アップがあるかを見据えるのも大事ですけどね!
「増えた時間」こそ、最高に「贅沢」だと気づく



残業が減って、自分の時間が増える。
これ、年収が数万円上がることより、幸福度が上がると、僕は本気で思ってます。
僕自身、今の週4日勤務で、こうしてブログを書いたり、勉強したりする時間を手に入れられた。なにより家族(ペット)に使える時間が増えた。
これが、失った年収以上に、僕にとっては最高の「贅沢」なんです。
【僕の現在】年収は下がった。でも、幸福度は上がった。



前の職場じゃ、人間関係のストレスで毎日胃がキリキリしてましたからね(笑)。
今の、このストレスがない生活と、家族や自分の将来を考えたり、こうしてブログに打ち込める時間は、年収を追い求めるガムシャラな生活では作れなかった。
苦い経験もしましたが、「あのとき転職してよかった」と思ってますよ。
この経験こそが、僕が「退職は、次への最高のきっかけになる」と、あなたに伝えたかった、一番の理由です。
いざ転職した後、「やっぱり前のほうがよかったかも…」と自信を無くすこともあります。
「転職後のドン底」から、僕がどうやって立ち直ったのか。メンタルの処方箋として読んでみてください。
【補足】転職で年収が下がった場合に使える「補助金」の話(就業促進定着手当)
知らないと損!もらえるかもしれない補助金
対象になる人
すごく簡単に言うと、「再就職手当」をもらって、その新しい職場で6ヶ月以上働いていて、かつ、その職場の給料が、前の会社より低い人が対象です。
もらえる金額の目安
下がった分の賃金の、最大40%が支給されます。(※上限額あり)
(計算式:(前職の賃金日額 - 再就職後の賃金日額) × 支給日数)
【いくらもらえる?ザックリ試算】
例えば、以下のようなケースだと… 約18万円もの手当が一時金として受け取れる可能性があります。
- 前職の月給:35万円
- 現職の月給:30万円
- 差額:月5万円ダウン
支給額目安:約180,000円 (※あくまで目安です。正確な日額や支給残日数により変動します)
これを知っているだけで、「最初の半年間の年収ダウン分」は、ある程度カバーできてしまいますよね。 使わない手はありません。
申請の方法
再就職してから6ヶ月経った後に、ハローワークから申請書が送られてくるか、自分で申し出て、申請手続きを行います。申請期限があるので、注意が必要ですよ!
転職と年収ダウンに関するQ&A
「転職で年収が下がる=失敗」じゃない
40代の転職で、 年収ダウンは約3割に起こる現実です。
でも、「生活できる許容範囲」を計算し、
「お金以外のメリット」を明確にすれば、
後悔のない転職は十分に可能です。
僕自身、年収は下がりましたが、
今の働き方を選んでよかったと実感しています。
「年収」という数字だけに縛られず、
トータルでの「満足度」を上げにいってください。
そんな僕が、 自分に合った企業と出会うために活用した
転職エージェントの具体的な使い方は
別記事でくわしく解説します。
ぜひ、あわせて読んでみてくださいね。
僕が実際に使って、「年収以外の条件」もしっかり聞いてくれたエージェントだけを厳選しました。
キャリアの相談相手を見つけるつもりで、まずは覗いてみてください。


