【体験談】自己破産の証拠が取れない?令和7年の官報検索で僕が味わった絶望と、残された「唯一の方法」

僕は今日、負けました。 図書館に行って、10円のコピー1枚すら取れずに帰ってきたんです。

自分の過去を証明したいだけなのに、国のシステムに「お前はここにいない」と言われ弾かれました。

図書館資料複写利用申込書。官報情報検索サービスを利用するために記入しようとしたが、検索結果が0件だったため白紙のまま残った。
この申込書を握りしめて、40分間、無駄な検索を続けた。

僕の武器は、きれいな経歴や資格じゃありません。 30代半ばに、1度だけ保険営業マンとしてスーツを着ていた僕が、銀行のカードローンで人生を詰ませたという、ただの「失敗経験」です。

その証拠をブログに載せて、「銀行なら安心なんて大嘘だ」と伝えたい。 でも、令和7年の現実は甘くありませんでした。

「22ヶ所骨折・借金・転職7回以上」 人生のハードモードから、知識(簿記・労基法)だけで生還しました。

「逃げる」は恥じゃない、戦略だ。 40代の現場ドライバーが、教科書には載っていない「会社と戦い、身を守るための泥臭い生存術」を発信中。

  • 全商簿記1級(会計・工業)
  • 日商簿記2級(知識)
  • 退職代行利用経験あり
  • 交通事故・労災認定(後遺障害)

ノンキャリ

人生「詰み」から生還した40代ドライバー

目次

1時間という制限と、40分間の無駄な格闘

図書館のデータベース端末は、1回1時間という制限がありました。 僕はそのうちの40分間、ただひたすらキーボードを叩き続ける。

「○○(名前)」「住所」「平成2X年」…… 名前がダメなら、住所だ。 番地の数字だけを入れてみる。裁判所の名前を掛け合わせてみる。 「○○区 1-2-3」「東京地裁」。

あらゆるパターンで検索をかけましたが、画面に出るのは無情な「0件」という文字だけ。だんだん焦りが出てくる。 そこに自分の過去があるはずなのに、システムがそれを吐き出してくれないんです。

図書館のデータベース端末利用案内。「1回1時間の利用です」という制限事項が赤線で強調されている。
「1回1時間」という制限が、僕の焦りを加速。

焦れば焦るほど、さらにミスが増える。迫るタイムリミットを前に、僕はただの1枚も、自分の過去を掴めませんでした。

僕の前に立ちはだかった「90日の壁」

僕の前に立ちはだかった「90日の壁」

後で調べて分かったのですが、僕が苦戦したのは偶然ではありません。 令和7年(2025年)4月1日から、官報のルールが劇的に変わっていたんです。

根拠になるのは、新しく制定された「官報の発行に関する法律」です。内閣府の公式ページでも、官報のデジタル化に伴って新しい運用ルールが明記されていました。

出典:官報について(内閣府)

この法律と、国が出している詳細な資料には、こう書かれていました。「プライバシーへの配慮が必要な記事等の公開期間を90日に限定する」。

つまり、僕のような「破産」や「免責」といった情報は、発行から90日を過ぎるとネット上では閲覧すらできなくなります。 とくに僕のように数年前の記録を「名前」で探そうとしても、国のシステムがそれをブロックしてしまう。

出典:公開対象の記事について(内閣府・国立印刷局)

残り20分。司書さんが教えてくれた「唯一の抜け道」

「……すみません、自分の名前が出てこないんです」

残り20分。僕はついにプライドを捨てて司書さんに相談しました。 でも、返ってきたのはさらに残酷な事実。

「今はもう、お名前では検索できない仕様なんですよ」

司書さんがわざわざ僕の席まで来て、そう教えてくれました。法改正の影響で、今はもう、名前という「点」で過去を探すことができなくなっていたんです。

万事休す。そう思って席を立とうとした時、司書さんが小さな声で付け加えました。

「ただ……お名前以外での検索、たとえば『事件番号』や『掲載日』さえ分かれば、そのページを直接出すことは可能かもしれません」

名前という検索キーは封じられた。 でも、国はデータを消したわけじゃない。 「いつ」「どこに」載ったかという情報さえあれば、まだたどり着ける。

そのまま1時間のタイマーがゼロになり、強制終了。 僕はただの「利用案内」だけを握りしめて、図書館を後にしました。

銀行カードローンという「きれいな借金」の怖さ

僕が破産した原因は、散財やギャンブルではないです。 完全歩合制の外資系保険会社での「人脈作り」という名の交際費です。

最初の1か月で知り合いを使い果たし、そこからは飲み代、食事代を払って人脈を買うしかない地獄。 「銀行なら安心」「利息もそんなに高くない」 そんな浅はかな考えで、みずほのカードローンに手を付け、気づけば自転車操業。

お金のプロを気取っていた僕の身体は、気づけば借金でボロボロ。破産の原因は、99.9%がその交際費です。

証拠はまだ取れていません。 でも、この「検索さえできない」という拒絶の先に、わずかな光は見えました。

こんな地獄を経験したからこそ、今現在は、お金の管理に人一倍こだわっています。

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(現在執筆中・近日公開):
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大人の悪あがき

1月5日。 休みが明けたら、すぐに動きます。弁護士でも裁判所でも、なりふり構わず頭を下げて「事件番号」を聞き出すつもりです。

名前検索ができないとか、国のルールが変わったとか、正直、僕にはどうでもいい話です。

ただ、あの紙切れ1枚がないと、 このブログはいつまで経っても「ただの自称・経験者」の域を出ない。 それじゃあ、説得力なんて生まれませんから。

クソったれな過去でも、ちゃんと晒せば誰かの役に立つ。 そう信じて、泥臭くやるしかありません。

無駄足で終わった今日はもう忘れて、今夜も4トントラックのハンドルを握ります。

続編予告(1月5日以降更新予定): [【解決編】事件番号で官報をこじ開けた。書類なしから破産証拠を掴む最短ルート]

※本記事は執筆時点(2025年12月)の法令や個人的な実務経験に基づいています。
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